まねら部! 低資産30代セミリタイア日記

お金を愛する30代サラリーマン独身男がお金に愛されるような人生を目指します!

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「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」を読んだ

「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」を読了したので読書メモを残します。

 

 

なぜこの本を選んだのか

  • 自分が病気で仕事を休職しており、人生の出口を意識するようになったから。
  • 終末期医療のホスピス医師からみて患者がどのようなことに後悔してきたのか、なにをすればよかったのか、人は人生の最後にどのようなことを思うようになるのかを知りたいと思ったから。

この本の目次

章1 もしあと1年で人生が終わるとしたら?

01 自分の人生に意味があったと思いますか?

02 どうしてもやりたいことはありますか?

03 今、後悔していることはありますか?

04 これからの人生で何を大事にしたいと思いますか?

章2 人間関係や家族について

05 ひとりで頑張りすぎていませんか?

06 「自分らしさ」は見つかりましたか?

07 家族、友人との時間は十分にとれていますか?

08 孤独を抱えていませんか?

章3 仕事や夢、目標について

09 今までの仕事や働き方に満足していますか?

10 努力したことにむなしさを感じていませんか?

11 今までの人生で一番誇らしいことはなんでしょう

12 未来に夢を描けますか?

章4 人生をもっと楽しむために

13 どうすれば生きててよかったと思える?

14 つらい悩み、息苦しさはありますか?

15 自分を追いつめすぎていませんか?

16 自分は思い通りに生きられていないと思い込んでいませんか?

17 自分の心の声は聞こえていますか?

読書メモ

人は存在するだけで、誰かの支えになっている

  • 筆者は「誰かの支えになりたい」と思い仕事をしてきたが、実際は「何の役にも立たない」と思い知らされることが多かった。患者の病気を治せず、苦しみを和らげることができなかった。次第に「たとえ無力でも患者さんのそばにいて存在し続けることが大切ではないかと気づいた。

身体が動かなくても、仕事ができない状態にあっても、人は存在するだけで、必ず誰かの支えになっています。(P25)

悩みや苦しみは1人で抱えない

  • 誰かに相談すること。後悔がすくなくなる。
  • 患者の家族が重大な判断をくだすときのポイント
    1. 1人で決めないこと
    2. 1回で決めないこと
    3. 専門家のいいなりにならないこと

やり残した後悔は、人にゆだねることで消えていく

  • 「人に迷惑をかけてはいけない」という強い責任感の気持ちはなくして、人に迷惑をかけてもいいから自分が本当にしたいことを優先する。あとのことは他の人に頼る。

「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」と考えてみましょう。それが、本当にやらなければならいことか分かるはずです(P65)

あと何回、大切な人と会えるか

  • 家族を後回しにして仕事人間だった人が、病気になってから家族のありがたみに気づく。

「お金や地位や名誉は、あの世にもっていきない」「病気になり、働けなくなた自分を最後まで近くで支えてくれるのは家族だった」「家族がいたからこそ頑張って生きてこられた」と気づき、後悔される方が少なくないのです。(P78)

他者の幸運を望むと、心に「支え」と「希望」が生まれる

  • 人は元気なうちは自分視点の幸せしか見えないが、病気で死が近づくと大切なことに気づくようになる。

「人生において本当に大切なのは、家族からの愛情や同僚との友情、仕事相手の信頼など、目に見えないものだ」「自分は今まで、家族や友人に支えられていたのだ」と気づいてからは周囲の人への感謝の言葉を頻繁に口にするようになりました(P100)

一人称の幸せは、他社との奪い合いになることが多く、常に他人と競争したり、人と比べて優越感に浸ったり落ちこんだりすることになるため、心に平和が訪れることはありません。(P102)

人は悩み、苦しむほど成熟していく

  • 人は悩み苦しみに遭遇する。苦しみながらも人はその経験から必ず何かを学ぶのだ。

「人生とは美しい刺繍を裏から見ているようなものだ」(ティャール・ド・シャルダンの言葉)
刺繍を裏から見ているときは、一つひとつの縫い目が何を意味している、まったく分かりませんが、それを表から見れるようになったときはじめてその意味や美しさがわかります。(P144)

人生を楽しむために、あなたは何を望むのか

  • 人生の残りの砂時計をみて、不要なことは捨てて、本当にやりたいことをやる。

「あと1年で人生が終わるとしたら、これをやる必要はあるのだろうか」と考えてみるのもいいのかもしれません。(P152)

選択できる喜びはかけがいのないもの

  • 今まで普通にできていたことが病気でできなくなると、人は普通にできていたことが幸せなことだったのだと痛感する。

健康なときはなかなか感じられないかもしれません。ですが、人生の終末期、「旅行に行けた」ことや、「誰かと食事をした」などの小さな選択が、大きいな喜びであったことを感じる人もいます。(P159)

感想

  • 「選択できる喜びはかけがいのないもの」というところは共感した。自分も病気してから一番悪い時には、今までできていたことができない状態になっていました。選択できていたときの普通の状態のありがたみを実感した。やりたくても身体が言うことを聞いてくれないもどかしさはつらい。
  • 自分がもしあと1年になった場合は一番やりたいこととなれば、家族の一緒に過ごすことだろうな。やはり人間は1人じゃだめですね。
  • もはや仕事なんてどーでもいいから自分にとって大事なことを優先していこうという気持ちになった。
  • 家族、友人を大事にして日々を過ごしていこうと思います。

 

あなたなら、もしあと1年で人生が終わるとなった場合どうしますか?

 

ではまた!!