まねら部! 低資産30代セミリタイア日記

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【書籍】「JUST KEEP BUYING」の読書メモ・感想

どーもまねらぶです!

 

投資書籍部門のランキングで上位に入っていて気になっていた書籍

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

を読みました。

 

2022年に米国で発行されてからまたたくまにベストセラーとなった書籍です。

著者がデータサイエンティストということもあり、過去100年以上に及びデータから分析した結果とデータに裏付けたものなので読む価値があるなと思い購入しました。

 

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

 

 

 

 

読書メモ

書籍の21 の黄金ルールから気になったところだけ自分的に要約してメモします。

  1. 家は適切な場合のみ購入する
  • 持ち家を投資の観点から見ると、S&P500インデックス・ファンドに劣る
    • 1915年から2015年の米国の実質住宅収益率(インフレ調整後)は年間わずか0.6%
    • 1972年でカリフォルニアで購入した住宅は2001年で購入時の20倍となる23万ドルの価値
    • 住宅購入の頭金と毎月支払っていた住宅ローンの費用を1972年から2001年まで「S&P500」インデックスファンドに毎月投資して配当を再投資した場合、2001年には100万ドルの資産になっている
    • カリフォルニアという米国で最も不動産リターンが高い土地であってもS&P500インデックス・ファンドの約4分の1のリターンししかない
  • 家は自分の経済状況と現在のライフスタイルが以下の3つの条件を満たした場合のみ購入する
    • 10年以上はその土地に暮らす予定がある
      • 住宅購入の取引コストをペイする必要があるため
    • 公私ともに安定した生活を送っている
      • 独身、結婚、転職、転勤などライフステージで住む条件が変わるため
    • 経済的余裕がある
      • 返済比率を低くする必要があるため。返済比率は43%以下が理想。

12.個別株は買わない

  • 個別株投資でインデックス投資を上回るようなリターンを得るのは至難の業。うまくいっても運の要素が大きい。
  • データに基づいた金融論的な主張
    • 個別銘柄投資をしても、圧倒的多数の人(専門家でさえも)は、幅広い企業の株を対象とするインデックス投資には勝てないから、あえて挑戦するべきではない
    • 100年前のダウ平均株価の構成銘柄20社のうち、現在もこの指数に残っている企業が1社もない
    • 証券会社の優秀なマネーマネージャーのほぼ全員が、ベンチマークを下回っている

13.早く買ってゆっくり売る

  • ほとんどの市場はほとんどの期間で上昇しているため。
  1. できるだけ頻繁に投資する

16.相場の変動は必然的に発生するが、恐れてはいけない

  • 投資によるメリットを享受したければ、「相場の変動に耐えるという手数料」を支払う

  • バフェットの盟友チャーリー・マンガ―の名言

    1世紀に2,3回の割合で起こると予想される50%の市場暴落に腹を据えて対応できなければ、1人前の投資家とはいえず、大したリターンも期待できないだろう。

18.暴落は買いのチャンス

  • 暴落は周期的に発生する。恐れずにチャンスとみなす。

20.時間ほど重要な資産はない

  • お金はいつでも取り戻せるが、時間は取り戻せない
  • 人間の満足度は年齢とともに上がっていく
    • ほとんどの人の幸福度は20代後半で低下しはじめ、50歳のときに底を打ち、そのあと増加する(ジョナサン・ラウシュの「ハピネスカーブ」より)

感想

つまるところ、「JUST KEEP BUYING」の投資哲学とは

インデックス投資を、できるだけ早く、分割して買い続けろ」ということですね。

 

最近SNSでも新NISA始まったら1月すぐにインデックス投資を一括購入するというコメントよく見かけるのでこの書籍の影響もあるのかも知れません。

確かにこの書籍を見ると個別株を卒業したくなっちゃうのも分かります笑

私のポートフォリオはここ数年でインデックス投資の比重を高めていっていますが、高配当株は好きなので個別銘柄はこのまま買っていく予定です。

 

株を単純に見ることは楽しいですし、自分が選んだ会社が良い業績を収めて株価が上がると本当に嬉しいです。また、会社を調べていくことで、その会社が社会にどのように貢献しているか知れることも楽しいです。

 

これからは書籍にもあったように自分の個別株PFのパフォーマンスとインデックス投資ベンチマークを比較するようにしようと思いました。

 

ではまた!!